恐怖映画の本場タイから届いた、震撼度1000%の実話に基づく衝撃のホラー!その家には、漆黒の闇が蠢いている。---女性レポーターのチャリニーは、ワサン医師による妻殺害事件のドキュメンタリー番組を制作することに。彼の周辺を探るべく病院を訪ねるが、関係者の口は固い。「ワサン先生の家は呪われている」という少女の言葉に背中を押されるように、廃屋となったワサン邸に向かったチャリニー。彼女はそこで、窓の奥にたたずむ人影のような何かの姿を目にする。邸内に忍び込み調査を始めたチャリニーだったが、これといった成果はない。諦めかけた彼女の背後で静かにドアが開いた。恐る恐る室内を覗き込んだチャリニーは息を飲む。ベッドの上に横たわった血まみれの女に覆いかぶさる男。ぎらついた刃物を握ったその手で、今まさに女の手首を切断しようとしているではないか!気配に気付いた男と視線が合った時、チャリニーは恐怖のあまり、意識を失ってしまったのだった。男の顔には見覚えがあった。かつて恋人を殺害した医学生・チャルームだ。しかし彼は逮捕され、収監されている。あれは幻だったのか?チャリニーは早速、彼を取材する。チャルームは言った。「自分が恋人を殺したのは、あの家に棲みつくもののせいだ」と・・・。
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