不運と呼ぶには残酷過ぎた―。――”失踪女性、遺体で発見―”新聞で報告される度重なる女性達の死亡。そして不明とされる彼女達の死因。それは事件なのか事故なのか全てが謎だった。しかしその謎を一人の女性がある男に復讐することによって解決されようとしていた・・・。レベッカは長年行方不明である母と同じ名前の人物が住む安宿のドアを訪ねた。中から返事はなく彼女は話を聞こうと隣に住む女の所へ、だが素っ気なく追い返される。母の情報を探しに警察署へ行ったレベッカはそこで行方不明者のリストを目にする。そこにはなんと、彼女を追い返した安宿の女の写真が載っていた。レベッカは再びその女の部屋を訪ねるが中から返事はなく、鍵の開いたドアを開けるとそこには、空になった酒のボトルが残されているだけだった…。
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